小学校で講演会を行ってきました。

先日、退院後初の講演会を行ってまいりました。

有田小学校の6年生の「キャリア教育」の授業の一環として呼んで頂きました。

講演会タイトルは、「歯医者さんは、なぜ海外ボランティアに行ったのか」です。

上越市立有田小学校は、新校舎で内装には木材をふんだんに使いとても居心地の良い小学校でした。

みなさん、とても真剣に私の話を聞いてくれました。


私も病み上がりではありましたが、生徒さんの素晴らしい「あいさつ・返事・笑顔」に刺激と元気をもらい、無事に講演会を終えることができました。
フィリピンの子供たちの劣悪な環境についてお話ししました。
フィリピンでは、1日1食の人が多く、いつもおなかが減っているので歯ブラシよりもお米を選んでしまいます。
ですから、歯の予防が殆どできない状況です。
私たちは、高校生と協力してフィリピンの人たちの歯の治療を行います。
感謝の気持ちを忘れずに。
ボランティア活動という社会貢献は自分を大きく成長させてくれます。
ボランティア活動の紹介動画の時に流れる「糸」を一緒に歌ってくれました。

講演中、放射線治療の副作用のドライマウスの症状ため口の中はカラカラに乾きやすい状態でしたが、真剣に聞いてくれた生徒さんみなさんのおかげで私の心は、高原の朝の朝露が木々の葉を湿らすようにように潤いました。

お後がよろしいようで。