ボランティアは、速効性があるけれど持続性がない?

ハロアルの海外医療ボランティアの現地活動からもう、2ヶ月が経とうとしております。
3/30には、高校生達が肌で感じてきたことを一人一人が長野県御代田町にて報告会を行います。

このボランティア活動は、海外医療ボランティアという特性上、
現地での医療活動中のモチベーションも感動も大きいのですが、

帰国後は「燃え尽き症候群」的にその勢いも感動も薄れてしまいがちです。

歯ブラシやタオルなどを集めることも「356日の立派なボランティア活動」ですし、
この活動内容や、「歯ブラシ1本で救える命がある」ことを伝えることも
毎日できる大切なボランティアのひとつかと思います。

そのようなことで私も、地域のみなさんからの依頼があれば
「ハローアルソン フィリピン医療を支える会」の活動内容の講話を行い、
自分自身のボランティアへの情熱やモチベーションを維持しております。

先日も、妙高市にある会社さんの朝礼で、この医療ボランティア活動について講話してまいりました。
みなさん、現地活動の動画や「貧困のため虫歯で命を落とす子供がいる」、
「彼らの夢は15歳まで生きること」などの話に
深く耳を傾けて下さいました。

そして、嬉しいことに、先日私のボランティア活動の講話を聞いてくれた稲田小学校の生徒さんが、
全校生徒や地域の人に呼びかけを行ってくれて、支援物資の歯ブラシを集めてきてくれました。

まさに、ボランティアの心の「種まき」が「芽」を出してくれたように感じとても嬉しくなりました。
そして、その歯ブラシを持ってきてくれたみなさんの表情にはステキな笑顔の「花」が咲き誇っていました。