歯とダイエットの関係シリーズ~その2~

口腔内細菌が腸まで届き脂肪を燃えにくくする!

歯と歯ぐきの間にたまるプラーク(歯垢)1mgの中には、多い人で約10億もの細歯が潜んでいるといわれています。
口の中全体となると、700種類以上、1000億を超える細菌がすみついているとされます。



さらに、口の中のケアができていない人にいたっては、その数は1兆個以上ともいわれます。
この細歯数は便よりも多い、つまり肛門よりも汚いといえます。


最新の研究で、これら口の中の細菌のうち、歯周病歯などの悪玉菌が、唾液や食物を介して腸に流れ込んでいる可能性があることがわかりました。

そして、善玉菌、悪玉菌、日和見菌といった「腸内細梢」のバランスに影響を与えると考えられています。

腸内細菌のバランスが崩れると、有害な老廃物がたまりやすくなります。
いわゆる便秘です。


腸内に滞った老廃物は有害物質を発生させ、それが全身の血液にのって全身をめぐり、腸以外でも不調を引き起こすほか、体の代謝を低下させるので、脂肪が燃焼しにくくなります。

口の中のケアは、肥満を予防するためにも必須なのですね!