はおっこ通信11月号

◇ごあいさつ


朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。冬に一歩一歩近づいてきていますね。朝方に散歩をしていると日に日に空気が冷たくなっていくのを肌で感じています。


秋は空気も澄んで、景色も一段と色鮮やかに見えます。同じ景色も違った趣で楽しめますので、みなさまにもお勧めです。


インフルエンザがいまだ流行っておりますが、手洗い、うがい、マスク、の他に効果があるのは「空気の入れかえ」だそうです。空気中のインフルエンザウィルスの濃度を下げることが感染予防の上でとても大切なことです。(^-^)


 


◇ Dr.羽尾のちょっといい歯なし(話)



< フッ素について>
前回の10月号で、生えたてのやわらかい永久歯を守るために低濃度の「フッ素」を毎日使用しましょう!とお話ししました。
今回は、そのフッ素について少し詳しくお話ししたいと思います。

フッ素の作用は、以下の通りです。


1.再石灰化を促進し、虫歯の原因になる酸に対し強い歯にする


2.歯の表面の質を水晶のように硬くする


3.虫歯になりかかっている初期虫歯の部分を修復し虫歯の進行を抑える



しかし、フッ素は完全に虫歯を防ぐ薬ではありません。フッ素を塗布した後もきちんと歯みがきをして、砂糖を摂りすぎないように心がけ、虫歯を予防する必要があります。また、フッ素は何度も塗布することで効果が出るので、定期的にフッ素を塗布しにいくことが大切です。



〈フッ素の安全性について〉
フッ素は自然の栄養素のひとつで、いろいろなものに微量含まれています。たとえば、海水や緑茶、牛肉やえびなどです。そして人間の体の中にも13番目に多い元素として鉄よりも多く含まれていて、成人では1日に3~4mgのフッ素が必要だと言われています。


しかし、栄養も摂りすぎれば有害となるように、フッ素も摂りすぎると中毒を起こすことがあります。歯科医院では、中毒にならないように計算された量しか使いません。


市販されているフッ素配合の歯磨き剤やレノビーゴも、よほど多くの量を飲み込まないかぎり危険ではありませんので、安心してお使いください。フッ素は量をよく守って使用すれば、安全で確実な虫歯予防剤です。

生える途中の永久歯というのはまだやわらかい状態です。約半年かけてだ液の中のカルシウムを吸収して歯は硬くなって行きます。そのやわらかい時期に虫歯になる可能性が高いわけですから、毎日低濃度のフッ素(商品名:レノビーゴ)を歯みがき後に使って早めに歯を硬くしましょう!


◇スタッフコラム


10月7,8に群馬県の伊香保温泉へ歯科医院の見学研修も兼ねて医院旅行に行ってきました。


台風の中でしたが、おいしいお料理を頂き温泉にのんびり入って満喫することができました。


詳しくは、「はおっこブログ」に載っています。ぜひ、ご覧ください。