苦節10年かけ、羽尾歯科医院 春日山の院長:羽尾 博嗣が考案した5つのステップの究極の歯みがき方法「ハオ5(ファイブ)」がこのたび完成いたしました。
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今までと同じ3分間の歯磨きで約20倍の歯垢(プラーク)を除去できます!
詳細を知りたい方は、具体的なやり方のプリントを無料で差し上げますのでスタッフまでお問い合わせください。
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今日は、歯磨きの時のグッズの使用順番についてお話ししたいと思います。
当院では、毎日の歯磨きの際に歯ブラシでのブラッシングだけでなく「デンタルフロス(糸ようじ)」や歯ぐきが下がった奥歯などには、「歯間ブラシ」を毎日の歯磨きの習慣に取り入れてもらえるよう患者さんへ歯磨き指導を行っています。
そんなとき、患者様からどっちからやった方がいいの?
と聞かれることがあります。
答えは・・・「フロス・歯間ブラシが先」の方がおすすめです。
なぜかとういうと、
①フロス・歯間ブラシ→②歯ブラシ
の方が歯垢の除去率が良くなるからです。
米国歯周病学会誌で
「フロスは歯磨きの前に行うことが最も効果的に歯垢を除去する理想的な順序である」という研究結果が報告されています。
また、歯と歯の間に詰まった汚れをフロスや歯間ブラシで取り除いてから磨くことで、歯ブラシにつけた歯磨き粉の有効成分(殺菌成分やフッ素など)を歯間部にも行き渡らせることができます。
そして、ついフロスを忘れてしまったり明日でいいか…となってしまう方も、先にフロスから始めれば、忘れてしまうリスクも減ると思います。
歯ブラシのみでの歯磨きでは歯垢除去率は60%です。
しかし、フロスや歯間ブラシを併用すれば、80%まで汚れを落とすことができます。
また、虫歯の好発部分は歯と歯の間です。
もう少し詳しく説明すると、歯と歯が接するコンタクトポイントの1mm下が虫歯の発生しやすいプラークがたまりやすい場所です。
そこにアプローチできるのはフロスです!
フロスを使用することで虫歯の予防効果が高まります。
また、虫歯の早期発見につながります。
歯と歯の間の虫歯を自分の目で発見するのは難しいです。初期の段階だと症状もありません。
しかし、フロスを使用していると、フロスが引っかかる、切れてしまうことがあります。
その場合、その歯と歯の間に、虫歯ができている可能性や、詰め物が合っていない可能性があります。
もし、フロスが引っかかるところがあれば、早めに歯科医院でチェックされることをお勧めします。
現在、日本でのフロス使用率は2割だそうです。
しかし、当院の患者さんの半数以上の方は歯磨きの際にフロスや歯間ブラシを使用されています。
フロスや歯間ブラシの使用は、虫歯・歯周病・口臭の予防に効果的です。
なるべく多くの方に、歯磨きの習慣アイテムの一つに取り入れてもらえるよう今後も取り組んでいきたいと思います。
フロスや歯間ブラシにも種類やサイズ、使い方のコツなどもあります。
分からないことや聞きたいことがあればいつでもお気軽にご相談ください。
みなさんこんにちは。
入院してから、半年が経ち、術後の病気自体の経過は順調ですが、治療による副作用がいまだに続いております。
気になる副作用順に、倦怠感、味覚障害、口腔乾燥症(ドライマウス)です。
特にドライマウスは、不快感、しゃべりづらさだけではなく、唾液分泌の減少により、虫歯、歯周病、舌の痛み、口腔内カンジダ症、口内炎を引き起こす原因にもなり、歯医者さん分野でもかなりやっかいな病気です。
治療方法といたしましては、原因除去療法が難しい場合、対処療法として水分摂取、マウスウォッシュスプレーのこまめな利用などの対処療法が主となります。
私も、退院後のドライマウスに悩まされ、自分の好みに合うものを探すため15本ほど市販のマウスウォッシュスプレーを試してみました。(実は、病院で処方されるマウスウォッシュスプレー関係は、激マズでしたもので💦)
その中から私の独断と偏見で「ベスト3」をご紹介しますので、ドライマウスでお困りの方はぜひ購入して試してみてください。
お口の中が結構ラクになります。
紹介したものはすべてアマゾンで購入できます。
第3位:GUMお口・のど 殺菌スプレー
ほど良い甘みと、ミントのすっきり感があります。
淡い苦みがありますが、その分、殺菌効果もあります!
小さいので携帯に便利です。
第2位 バトラージェルスプレー
粘度があるので、お口に停滞しやすいです。
味は弱めの甘めで、ミント感はあまりありません。
ジャジャーン!
第1位:モンダミン マウススプレー
第2位と3位のいいとこ取りです。
淡いレモンの味と甘みがあります。味は、私の好みの味でした。
口臭予防にもなりますので、普段から口呼吸気味でお口が乾きやすい方にどうぞ。
夜間お口の乾く人にも、夜間や起きた時に使ってみてください。
日中の気分リフレッシュにも使えます。
コロナでマスク生活の昨今、口呼吸になりがちでお口のトラブルも起きやすくなっております。ドライマウス、口腔乾燥症が原因で起こることも多いので、そんな方は一度お口を潤すマウスウォッシュスプレーのご使用をお勧めいたします。
もちろん、私のように放射線治療、抗癌剤治療の副作用や闘病中でお口の乾燥にお困りの方もお試しください。
みなさま、あけましておめでとうございます。
2022年の私の抱負を羽尾歯科医院 春日山の診療目標と共に述べさせていただきます。
羽尾歯科医院春日山が存在する意味、目標、理念は、院長である私の存在する意味、目標、理念と一致します。
私の歯科医療を行う上での理念、
目標はひとつ、
歯を「なおす」から「まもる」へ
です。
その理念、目標を達成するためには、その手段として
「歯のメンテナンスあっての歯の治療」
と言う考え方がとても重要になってきます。
患者さんも診療を行う私たち側の何も意識しないと、
これとは逆の
「歯の治療あっての歯のメンテナンス」の考え方に私たちも含めみなさんがとても陥りやすいのです。
それはなぜか。
まず、ひとつ目の理由として
①歯科医師も、歯科衛生士も学校の授業で「治療あってのメンテナンス」を教科書的に当然の事として習ってきていると言うことです。
いわゆる、早く病気を見つけて、「治療」を優先して先に行ってから、虫歯にならないようにメンテナンスに来てくださいね、の繰り返し。
一瞬、正解のようですが、このことは実は間違いなのです。
そしてふたつ目の理由として
②日本の公的医療保険制度が、病気になってから(病名がついてから)保険給付が行われる「疾病(しっぺい)給付型」であるという事です。
このシステムによって、私たちも患者さんも「何か病気になってから、医者、歯医者に行く、来てもらう」と言う考え方に陥りやすい事になります。
歯医者で言うと、この事は、虫歯になってから来ると歯は削られる、歯周病で揺れてから来れば抜歯になりやすいという事。
治療中心、治療優先では歯の寿命は歯医者に来るたびに縮まってゆきます。
以上の2つの理由から
医療従事者も患者さんも「治療」が先にあって(「治療」が重要であって)「予防」と言う考え方が定着しない、「メンテナンスあっての治療」と言う考え方も定着しづらいわけです。
では、これらの固定観念(価値観)の壁を打破して
「定期予防メンテナンス型歯科医院としての羽尾歯科医院春日山」を
定着させるには、どうしたら良いのか。
それは、
羽尾歯科医院春日山の私たちと患者さんとの「価値観」をすり合わせてゆくことが大切です。
そのために、
信頼関係構築のための会話やコミュニケーションが、重要となってきます。
自分の歯を守るのは、みなさん自身です。
あくまで私たちは、そのサポート役に過ぎません。
今年からは、
患者さんとの「コミュニケーション」や「会話」を大切に歯のメンテナンスを行なってゆきたいと考えております。
みなさま今年もよろしくお願いします。