ボランティアに行って参ります。

明日から、恒例のハローアルソンフィリピン歯科ボランティアの活動に行って参ります。
今年で5年目の参加となります。
そして、今年は、地元上越の高校生たち5名と、当歯科医院のスタッフ2名と共にフィリピンの恵まれない子供たちのために頑張ってまいりたいと思います。
一緒に参加してくれる高校生たちのこのボランティア活動に対しての意識はとても高く、先日も自主的にジャスコにて寒い中募金活動を行ってくれました。
彼女たちのこの活動に対する思いの深さに感銘を受けております。
大人も負けじと格好いい姿を見せなければなりません。

  

また、この募金活動に協力して頂いたみなさま、支援物資として、歯ブラシ、タオル等を寄付して頂いたみなさまに心より感謝申し上げます。
フィリピンでは、歯ブラシがとても高価で、お米1.5㎏と同じ価値です。一日一食で暮らす彼らは、空腹のために歯ブラシよりもお米を選んでしまいます。
その結果、幼い頃からのむし歯が多く、慢性栄養失調の子供の場合、虫歯で命を落とすこともあります。



そんなフィリピンの子供たちの夢は、「15歳まで生きること」です。
本当の「豊かさ」とは、いったい何なのか?
このボランティア活動を通じて、高校生たちと共に肌で感じてきたいと思います。

私も、気合いを入れて、ハロアルバージョンに髪を切りました。

   
   Before      →     After
現地での歯科診療は、高温多湿の気候のため、汗を多くかくので髪は短めの方が快適です!
決して、出家したわけではありません(笑)

毎年絵柄の変わるのがお楽しみの「ハロアルTシャツ」も届き、準備万端です。

みんなで力を合わせて頑張ってきます!

ハロアル高校生の研修始めました!

いよいよ、2月に行われるハローアルソン・フィリピン医療ボランティアまで2週間を切りました。
羽尾歯科医院 春日山では、今年一緒に参加してくれる、5名の地元高校生達と一緒に院内研修を行っています。

フィリピンの現地の治療では、初めての歯科麻酔によって、具合が悪くなる患者さんもいます。
もしもの緊急時のための「心肺蘇生術」の方法も、実際に消防署の救急救命士の方から、みんなで教わりました。

また、現地ですぐに歯科医療活動のアシスタントにつけるよう実習も行いました。

  

高校生のみんなは5人共に、何事にも前向き、かつ真剣で覚えも早く、何よりもあいさつ・返事がしっかりとできているので現地での活躍が大いに期待できます!

  

そして、患者様をはじめ皆様からの支援物資(歯ブラシ、石けん、タオル)等を高校生達が丁寧に梱包してくれました。
そんな頼もしい上越を代表する高校生達と共に2月7日~11日とフィリピン医療ボランティアを一心不乱に頑張ってまいりたいと思います。

今後ともご協力のほどよろしくお願い致します

年末年始は「歯」が痛む?

 年末年始は「歯」が痛む?

 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願い致します。m(__)m

 ところで、毎年なぜかこの年末年始の時期になると、突然歯が痛みだしたと来院する患者さんが多く見うけられるような気がします。
なぜでしょう?そこで、私なりに理由を考えてみました。

 まず通常の時期だと歯が痛くなったらすぐ歯科医院に行かれる方でも12月になるといろいろいそがしい用事ができて、つい後回しにしてしまう(この前は痛かったけれど、今はもう痛くないから。少し痛いけどまだ我慢できるから。等々)。

 又、この時期は、忘新年会などお酒の席も増えて【酒は飲むは・・・】【喫煙量は増えるは・・・】その上、酔って歯磨きもしないで寝てしまう。などお口にとって最悪の環境になってしまい疲れから身体の抵抗力も弱くなり歯肉の炎症が起こりやすくなるのではないでしょうか。
 
 また、気温の上下が激しいこの時期には、体温調節がままならず抵抗力がおちやすい時期となります。(研究によると、体温が一度低下すると、免疫力は2~3割おちると言うことです)

 さらに、夜更かししやすいこの時期は、睡眠不足によっても免疫力が低下し、親知らずが腫れやすくなったりします。(研究によると、7時間以上の睡眠をとらないとバイ菌をやっつけてくれる免疫細胞の数が、約3割も減少すると言われております。)

 そして緊張の糸が切れる年末年始に突然【歯の痛み】に襲われる。歯医者に行こうとしても、どこもみんな『お休み中』(休診)というようなことが起こります。

 今、歯に不安がある方はすぐに歯科医院にいかれてはどうでしょう!
 そしてすばらしいミレニアム、2016年のスタートを切りましょう!!

アルコールとむし歯の関係性とは?

アルコールの摂取量と虫歯、歯周病の発生率には、相関があると言うデータがあります

アルコールが直接虫歯菌、歯周病菌に作用することはありませんが飲酒中の「おつまみ」や、楽しい飲み会の後など、歯を磨かずに、
ついそのまま寝てしまったり、することがむし歯のリスクを高めます。
例え飲み物であっても、細菌のエサには代わりありません。
虫歯の原因は「糖」です。
お酒の中にも糖分が含まれています。(350ml缶のビールで、糖分が角砂糖2個分も入っています!)
 
    
 
そこのお父さん、「お口の中をビールでアルコール消毒だ~」
なんて言っていないで、飲んだ後も、しっかり歯みがきをしましょう!

来年2月のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアには!

来年2月に行われます、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアには、当歯科医院から、上越出身の5名の高校生(関根学園・高田高校・直江津中等教育学校の生徒さんたちです)が参加します!
とても、嬉しいことです。

苦節(笑)、この医療ボランティア活動に5回目の参加にして初めて、高校生と当歯科医院のスタッフ2名が参加してくれることとなりました。
これも、皆様のご理解とご協力のおかげと心より感謝申し上げます。

歯ブラシなどの支援物資の収集、募金活動を行っております。
ホテルに宿泊したときに使わなかった歯ブラシ等をフィリピンの子供たちに渡しています。
フィリピンでは、歯ブラシ一本が、お米1.5キロと同じ高価なものです。
貧困で、一日一食の彼らは、歯ブラシで歯をみがきたくてもおなかがすいているためお米を選ぶしかありません。
ぜひ、みなさんの思いやりの心を歯ブラシを高校生たちと共にフィリピンの恵まれない人たちに渡してまいりたいと思います。

「できる人が、できない人のために何かをする・・・」
今の日本人が、分かっていて、なかなか実行できないことなのではないのでしょうか?

10月からは、5回にわたり、羽尾歯科医院 春日山での高校生たちの研修が始まります。

目標は「あいさつ・感謝のありがとう・笑顔」です。

院内では、みなさんの治療の際に、高校生たちが研修を行っていることかと思いますが、「頑張れ!」の一言をかけて頂ければ幸いです。