2015年、今年もハローアルソン医療ボランティアにフィリピンへと旅発ちます!

今年もハローアルソン医療ボランティアの時期となりました!
今年の活動期間は、2月7~11日の4日間、高校生43名と共に現地フィリピンスラムの街で活動を行ってまいります。
皆様からの温かいご支援、歯ブラシなどの支援物資、募金を皆様の笑顔と共にフィリピンの子供達へと届けてまいります。

ところでこの会も、皆様のおかげで10周年を迎えます。そして私は今回で4回目の参加となります。

今までの、医療活動は、主に抜歯や小さい虫歯をプラスチックで詰めるものでしたが、最近は、耳鼻科の先生が参加してくださり、耳の病気の検査、治療を行ったり(フィリピンのスラムの子供は耳の中に小さな虫やプラスチックが入っていて鼓膜が破れている子が多いそうです。ただ、検査することができないので自分の耳の聞こえが良いのか悪いのかも知らずに放置したままになっているそうです)、即日の入れ歯の製作を行うまでに医療活動が発展・充実してきました。

    

この会の会長である林先生達は、東北大震災の後も定期的に女川町におもむきボランティアで入れ歯の修理、調整を行っております。
この素晴らしい林先生の入れ歯の治療技術を見ることができ、また高度な製作技術を持つ歯科技工士さん達と一緒に治療できることも私にとっては、ボランティア活動であると共に、とても重要な「研修」となります。実際に、震災の後も入れ歯をなくしてしまった方々が、歯医者さんがいないためにかなり食べることに不自由されたそうです。

   

そして毎年恒例のハロアルTシャツのイラストです。
歯科医療活動中は、フィリピンの子供達は、治療の恐怖に耐えながら、目線はドクターの胸のあたりに来ます。そのときに、少しでも子供達の恐怖心を和らげるために工夫を凝らしたイラストを描いてもらっています。(迷路だったり、ヒーロー系だったり)

   

今年は、10周年を記念した絵柄です。
おもしろいのは、表と裏でメッセージに意味を持たせています。
そうです、今必要とされているのは『「あなた(you)」の人を思いやるあたたかい心』です。

    

これからも、この活動へのご協力、ご参加のほどよろしくお願いします。
また、この活動の話を聞いてみたいという小・中学校、高校、企業がありましたら私が喜んで講演に行きますので、当歯科医院までご連絡ください。