「一病息災」って知ってます?

前回のブログでは、少々真面目に熱く感染予防を語りすぎました。

病気になることを意識しすぎたり、怖がりすぎたり、がんで言うと「再発」を恐れてネガティブな言動をつねに気にしてしまうあまり、逆に「不安」にとらわれてしまっては、そのことがストレスになり体に悪いですよね。

そんなときに、これから紹介するような考え方の「チェンジ」で、自分を前向きな気持ちに「変換」するのはいかがでしょうか!

多くのみなさんが、お正月に神社で祈願する「無病息災」

「健康」は、お金で買えませんし、全ての人生は「健康」がベースとなってその上に成り立つものだと私自身が死を意識するがんという病気になって感じました。

ところで、

一病息災(いちびょうそくさい)
と言う言葉をご存じでしょうか。

一病息災・・・まったく健康な人よりも、何か一つくらい軽い病気を持っている人の方が健康に気を使うので、かえって長生きするものだということ。

そう考えると「がん」に対してのこれからがネガティブからいっきにポジティブに心の持ち方を「チェンジ」できますよね!

まさに「病は気から」ですね。

心が、一気に楽に、前向きになります。

この考え方で、心が少し楽になりました。

今後の「がん」と向き合うための私の心のキーワードにしたいと思います。

たかが言葉、されど言葉ですね。

「言霊」と言うように言葉には、人を動かすパワーが秘められているのだと思います。

また、アプリでもネガティブな言葉を前向きに自動変換してくれる「ネガポジ辞典」というものがあります。

例えば、「愛想がない」→「媚びを売らない、他人に流されない、気疲れしない」

と言うようにネガティブな言葉をその場でポジティブな言葉に変換してくれます。

女子高校生が作ってくれたアプリだそうです。

女子高生マジ、超ポジティブでウケるんですけど。

ピンチをチャンスに

マイナスをプラスに

これからの人生、向かい風を追い風に変えて生きていきます!

そう、時には「自分自身のあり方」を「チェンジ」することが大切。

そう、こんな感じで。

ちょっと、チェンジし過ぎたかしら。

お後がよろしいようで。

がんと歯周病の予防で似ていること

がんと歯周病の共通点

安心してください。

抗がん剤治療の2クール目が終了しましたが、
まだ口内炎は出ていませんよ!

ただ、副作用は蓄積するらしく1回目よりも重いように感じます。
特に、「口の渇き」と「味覚異常」が強いです。

お水が「苦すっぱい」です。

ところで!
まさかの「がん」と「歯周病」の共通点を見つけました。

実は、日本における、がんの約 25%は、実は「感染症」が原因だったと言うことです。

そして、日本人は感染症由来のがんが多いということが、ほとんど知られておりません。

もちろん、私達が扱う歯周病や虫歯もれっきとした「感染症」と「生活習慣病」が原因の病気です。

まさにこれが「共通点」ですね。

そして「原因」が分かっているので予防ができます。

現在、原因が特定できて、確実に予防対策がとれるがんは、「喫煙」による肺がん、そして「感染症由来」のがんだと言われています。

たとえば、胃がんはピロリ菌肝がんは肝炎ウイルス子宮頸がんはヒトパピローマウイルス感染源と言うことが分かってきています。

これらを知らず、原因が分かっているのに予防もおろそかにして放置すれば、コロナ感染症同様に「防げる死」が多くなってしまいます。

今までの日本の医療界では、がんは「生活習慣」が大きな要因というのが定説でした。

しかし、米国・スタンフォード大学のパーソネット教授は、「感染症由来のがんは予防可能だから、日本においてはがん予防がおこないやすい国だ」 と述べました。

それが日本の国内で疫学的にも証明されるまでに約 20 年がかかり、いまになってやっとこの指摘が正しかったと医療関係者にも認知されている訳です。

つまり、 20 年近く日本の「がん予防対策」は遅れてしまったこととなります。

そして、歯科医師としてがん患者になって肌で感じることは、今回のがんも、普段から私たちが扱う歯周病も実は「免疫力」にがんの発症やかかったあとの治療の結果や予後が大きく左右されるのだと思います。

つまり、原因から考えてみても、ウィルスや細菌による感染が原因のがんも、お口の中の歯周病菌の感染によって引き起こされるがんも歯周病も、その後、「免疫力」を意識して上げることが発症も再発を予防することにもにつながってゆくのだと思います。

そして、重要なことは「免疫力は、ストレスにとても影響を受けやすい」と言うことです。

健康な人でも、1日約5000個の細胞ががん化しているといいます。
ですが、みんながみんな、がんになるわけではありません。

しかし、「自己免疫力」が、がん化した細胞をやっつけてくれているおかげで、たいていの人は、がんにならずに済んでいるわけです。

癌にならないためにも、病気の「予防の3段階」を意識することが大切だと思います。

・一次予防(生活習慣の改善や予防接種などで、病気を未然に防ぐ)

・二次予防(定期検査や検診を受け、病気を早期発見・早期治療をする)
 
・三次予防(病気を適切に治療し、悪化や再発を防止する)

この一次予防、二次予防にみなさんが参加することが重要です。

体も歯も換えはききません。

例えば、日本では毎年約5万人もの人が、胃がんで死んでいると言われています。

しかも 胃がんの 99%は「ピロリ菌」感染が原因 で、検査を受けて除菌すれば、がんになる確率が激減します。

事前に定期検査や検診を受け予防さえすれば、この5万人は死ななくてすむ可能性が高いと言うことになります。

日本はこういうことがあまり広く告知されていません。

予防の意識が意外と低い日本では、がんの原因といえば、一般に遺伝や喫煙のイメージでしょうし、胃がんはストレスとか暴飲暴食のせいだ、くらいの認識なんかもしれません。

しかし胃がんに関していえば、「ピロリ菌以外」が原因の場合はたったの0.5%程度です。
殆どの胃がんが、「ピロリ菌による感染」が原因と言うことになります。

私は、以前にピロリ菌の検査を受けたことがあって、陰性でした。

そうやって自分の身は自分で守ってきましたが、「胃がんは主に感染症である」「除菌すれば死なずにすむ」 ということを知らないで亡くなる方が、年間何万人もいると言うことも事実です。

日本では、具合が悪くなったら病院に行くのが当たり前だと考えられています。

しかし、これが大きな間違いで、検診は症状がないときに、定期的に受けるべきものなのだと思います。

このことは、原因が同じ性質である「歯周病」や「虫歯」についてもいえることなのだと思います。

私は、今回自分自身ががん患者なってみて、確実にがんを予防するために、 まずは症状の有無にかかわらず検診を受けるべきだと思います。

大腸がんなら、せめて便潜血検査(便に混じった血液を調べる) を受けることを強くオススメします。

50、 60 代なら、がんのもとになるポリープがあるかどうかも調べておくべきだと思います。

よく大腸がんは 50 代には何かしらのスクリーニング検査をしろといわれるが、気になるなら、20,30代前半でもスクリーニング検査は、自分の生活習慣を見直すきっかけにしたり、病気に対する意識を高くする意味でも大切なのだと思います。

日本では、とにかく予防に金と時間をかける発想が乏しい用です。その代わり病気になった後の対処に、膨大なお金が使われます。

これは、世界でも誇れる日本の「国民皆保険制度」の性質上仕方ないことかもしれませんが、その影の部分「病気になってからの保険医療」「事後処理」「予防意識の低下」も生じてきます。

治療と闘病を中心にしてはいけません。

それなのに、なぜか日本人はやたらと健康や食事に意識が高いようにも感じます。

減塩やグルテンフリー、糖質カット・・・つねに健康のトレンドには敏感です。

それよりも、「(感染性の)がん」と「歯周病」の「検査と予防」が、確実で効率も良く予防もができるわけですからどちらも「予防」が大切なのだと思います。

今回は、真面目な記事で失礼いたしました。

なので、無理矢理おもしろ画像でおとします。(歯科医師芸人として、どうなのよ?)

お後がよろしいようで(^_^; アハハ…

今の私を支えてくれるハロアルから学んだこと。

コロナ禍の前、私は毎年2月に地元上越の高校生達とフィリピンのスラム街へ歯の治療を中心とした医療ボランティアに行っておりました。

その医療ボランティアの会の名前は「ハローアルソン フィリピン医療を支える会」略して「ハロアル」です。(興味のある方は、ぜひ検索してみてください)

このボランティア活動の中で、私がフィリピンの皆さんから学んだ大切なことが3つありますので紹介させて頂ければと思います。

そして、あの「非日常」かつ「劣悪な環境」の中で私が肌で感じたことが、今の入院中の私を勇気づけてくれているのか、みなさんにも少しでも伝わることがあれば嬉しいです🌟

1つ目は、なぜ、フィリピンの子供たちは日本より貧しいく劣悪な環境にいるのにも関わらず日本人の子どもたちよりも「笑顔」が多いのだろうか、ということへの「答え」でした。

診療待ちをする子供達の笑顔

そして、私がハロアルの活動に参加し続けて5年目の頃でしょうか、その答えがふと私の脳裏に舞い降りてきました。

「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」

フィリピンの皆さんの笑顔から日本人の私が教わったような気がします。

入院中は笑顔が出にくいものですので、私は毎日洗顔で鏡を見たときには強制的に口角を上げてニコッと笑顔を作るようにしております。

ちなみに、口角を上げて笑顔の表情を無理に作るだけでも脳は「楽しい」と錯覚し免疫力が15%ほどアップするそうです。

コレはタダですのでやらない手はありませんね!
笑顔のパワーは計り知れませんね。

フィリピンの有名ファーストフード
のキャラクター「ジョリビー」

そして、その笑顔はどこから来ているのか?

そう考えたときに2つ目の事を学びました。

『あたりまえの「あ」からありがとうの「あ」へ』 ということです。

「あたり前だ」と思うといつも心が満たされない、いつまでも相手に求めてしまう。

「ありがとう」と感謝をするとなぜか自分の心が満たされる。

フィリピンの人々の「笑顔」がそのことを表していると思います。

いつも感謝の気持ちを忘れないということ、それがなかなかできない日本人は、フィリピンと比べると遙かに物質的に豊かなのに、心が豊かではないのかもしれません。

ですので、私も入院中は看護師さんや技師さん方には「すいません」ではなく、代わりに「ありがとう」の感謝の言葉を意識的に口にするようにしています。

ボランティア活動という社会貢献は、一方的に与えるだけでは続きません。

半分受けてもらい、半分受け取る。私は歯科医療を行い、フィリピンのみなさんからはいっぱいの笑顔と明日への生きるエネルギーを頂いたと思います。

そのように肌で感じたときに学ぶことのできた最後の3つめです。

「できる人」が「できない人」のために何か行動する。

これは人が人としてあるために忘れてはならない、「人が人として生きるための本質」なのだと思います。

このように、活動に参加した高校生だけではなく、大人の人生さえをも前向きな姿勢に向かわせてくれたハロアルの活動に関わってくれている全ての皆さんに「感謝」の気持ちでいっぱいです。

これからも全力でこの会を支えて参りたいと思います。

この活動を通して仲良くなった現地通訳のキコが言った言葉が今でも忘れられません。

「ハオさん、あなたは、日本で生まれたと言うだけで、とてもラッキーで幸せな人ですね。」

今でも、キコの言葉が私の心に響きます。

そして、海外で学んだこと肌で感じたことや言葉が、入院中の私の弱くなりかけた心を支えてくれています。

そして、完治しましたら、日本、海外を含めお世話になった方々にまだまだ「恩返し」をしなければならないと強く感じ決意した次第でございます。

最後に、とっておきの「ハロアル間違え探しのコーナー」

今日も、お後がよろしいようで。

のどの痛みと嚥下痛への対処方!カルピスが効くって、マジすか。

みなさんこんにちは。

口腔内乾燥(ドライマウス)、嚥下痛への対策法、追加情報です。

私の近況は、口内炎はおかげさまでできておりません。

今のところは、歯科医師の私の考えた口内炎予防策で何とか上手くいっております。(詳細は、以前のブログ記事を参考にしてください)

が、しかし、放射線治療によるのどの痛み「嚥下痛」が、日増しに強くなってきております。

嚥下痛で一番困るのは、食べるときに痛い、ツバを飲むのも痛い、だから食欲が減ってくる、その結果免疫力が下がってしまうと言うことです

放射線治療はあと20回ほど続くので、痛みも強くなることが予想されます。

「攻め」の対策としては、積極的に痛みを減らすため主治医の先生に痛み止めの量を少し多くしてもらいました。

そして、自分自身でできる、購入できる、「守り」の対策としては、
前回お話しした「口腔内乾燥対策」と、今回紹介します「のどの痛みを減らす飲み物、トローチ」の予防対策を積極的に行ってみようかと考えております。

みなさんも、風邪でのどが痛いときなどにご活用ください。

また、コロナ禍でマスク着用時間が多い中、口呼吸による口腔内乾燥も生じやすいのでこの予防対策をご活用ください。

まずは、嚥下痛に優しい飲み物の紹介です。

嚥下痛が強くなると、水、お茶、炭酸系の飲み物ものどを通るときに刺激となり痛みを感じます。

病棟の看護師さんに、教えてもらいました。
「カルピスが、嚥下痛のどには痛くないらしい」説。
早速私も購入し自分で試してみました。

「マジだ、痛くない、でも、なんで?」

調べてみると、ポイントはとろみがあるか、ないか、と言うことです。

そして、冷えているよりも、常温か人肌ぐらいの飲み物の方が嚥下痛は起こりづらいようです。

私は、てっきりpHの値(酸性か、アルカリ性か)で、痛みが出るか出ないかなのかと考えていました。

ポイントは、「とろみ」だったのですね。

ですので、カルピスウォーターでは、とろとろ感が弱く、よりとろみの多い「濃いめのカルピス」や不二家の「ネクター」を常温で飲むのが嚥下痛のあるのどにはあまり痛みが出ず良いようです。

のどのケアとしてカラオケの前にも使えそうですね。

つまりは、とろとろの液体がのどにまとわりついてくれることによって、保湿効果があるようです。

ただし、カルピス系はかなり砂糖が入っておりますので、飲んだ後は、毎回歯を磨かないまでも、せめて、うがいをするかお茶を飲んでお口の中の糖分を洗い流し、虫歯を予防しましょう。

お茶で言うと、緑茶はカテキンによるのどの殺菌効果もあって良いのですが、ウーロン茶はのどの油分をとって潤いを減らしてしまい嚥下痛を誘発するので要注意です。

手に入りやすい、のどのお薬、トローチで言うと「龍角散ダイレクト」の細粒ではなくトローチタイプのものがオススメです。

使い方が重要で、コレを、寝る特に舌の上に置いて飲み込まずに寝ます。
そうすると、薬効が、ゆっくりじわりじわりと持続的に効いてくれるので、翌日にはのど痛みや調子がかなり復活します。

また、「とろみ」という点では、歯科用の保湿剤ものどの潤いを持続する効果があります。

前回も紹介しましたが、さらに追加で2種類ご紹介します。

当歯科医院で訪問歯科に一生懸命に取り組んでいるベテラン衛生士さんからオススメです。

一つ目は、「バイオティーン」です。
味はほんのり甘いので、使いやすいです。
うがい薬タイプよりもジェルタイプの方が、お口の中に長時間留まってくれるので、慢性の口腔内乾燥しやすい高齢者の方に向いているかと思います。

ちなみに、高齢者の方は、毎日お薬を服用されている方が多く、その薬の副作用で約半数の方が唾液の減少による口腔内乾燥に悩んでいると言われております。

二つ目は、オーラルケアの「ウェットキーピング」というコレもジェルタイプの保湿剤です。

ウェットキーピングは、天然アミノ酸系保湿成分「ベタイン」がお口にうるおいを補給します。

また、味が「アップル」「パイナップル」の2種類があるんで、「保湿剤の味や風味が苦手」という方には味が選べる分、使いやすいかもしれません。

2つともドラッグストアには置いていないことが多いので、欲しい方はAmazonで購入してみてください。

また、寝たきりの方の口腔ケアにもこのジェルタイプの保湿剤は役に立ちますので、口腔ケア前にお口の中を湿らせるときにもご使用ください。

この方は、首が長い分、のどの対策も大変そうですね。

お後がよろしいようで。

口内炎とドライマウス対策!

口内炎は、予防対策が今のところ効いていて、おかげさまで出ておりません。

が、

伏兵の強敵が現れました、

「嚥下痛」「口の中の乾燥(ドライマウス)」です!

この症状は主に「放射線治療」の副作用のとなります。

嚥下痛・・・のどが放射線治療の副作用で全体的に炎症を起こし固形の食べ物や、唾液を飲み込むときにのどに痛みを感じます。

風邪をひいた時の痛みと同じです。そんなときにも下記の対策法を参考にしてみてください。

お口の中の乾燥・・・コレも放射線治療の副作用により唾液の分泌がかなり減り、口の中全体が常に乾燥して、お口全体に炎症、不快感、食欲不振が出てきます。

ちなみに、このお口の中の乾燥という症状は、一般的には「ドライマウス」とも言いまして、30代以降の女性にも起こりやすい症状(女性ホルモンの関係で女性に多い)です。

ドライマウスの症状がある方にも以下の対策方法を参考にして頂ければと思います。

副作用は、放射線治療が効いていると言うことの現れなので、良いことかもしれませんが辛い副作用はなんとか抑えたい。

と言うことで、このまま症状が進んで行くと、口内炎の痛みではなくこの嚥下痛で食欲が低下し、次いで免疫力が低下し、治療が思い通りに行かなくなる可能性が高くなります。

また、お口の乾燥は、この嚥下痛の症状を悪化させるマイナススパイラルへ陥る原因のひとつとなります。

経験的に、口内炎も、のどの痛みも一度なってしまうと、毎回食べ物が通り刺激になる場所なだけにとても治りづらい持続的な炎症症状となります。

そのリスクをどのように回避するか、耳鼻科&口腔外科の先生と相談しました。

◆お口の中の乾燥(ドライマウス)に対しての対策

対策その1
お口の保湿剤を使用する。

人工唾液(商品名:サリベート:処方してもらえます)を使用することにより、口腔乾燥(ドライマウス)による不快感、食べづらさ、飲み込みづらさを減らす

が、処方可能な「サリベート」が、激マズッ、いえ、失礼しました、私のお口には合わなかったので、私好みのドラッグストアまたは、Amazonで購入できる2つのドライマウス用湿潤スプレー2種をオススメします。

リフレケアミスト:ライム風味
Amazonで購入できます。ライム風味がスッキリとして良い感じです。
ペプチサル(うがい薬タイプ)

ペプチサルは、ミント風味ですっきりします。

ペプチサルのペプチは、配合されている「ペプチド」のことで抗菌作用があります。

ラクトフェリン&キシリトールも入っていてこの成分も抗菌作用があります。

残念なのは、「お高い(1,800円)」ということです。

私は、うがい薬的に使うとあっという間になくなるので、100均でスプレー容器を購入し、スプレーにしてお口の中に吹き付けてチビチビ使っております。

味や粘稠性など好み、好き嫌いは皆さんそれぞれ(柑橘系のタイプはお口の中がリフレッシュするのでオススメです)だと思いますので、自分に合うものをお選びください。

どちらにしても、お口が湿ると気持ち的にもラクになります。

粘稠性もあるので持続性もあります。(保湿剤の効果持続は約1~2時間と言われています)

対策その2
生理食塩水を自分で作ってうがいを頻繁にする。(20~30秒のブクブクうがい)

頻度は2時間毎(1日8回ぐらい)です。

看護師さんが、自宅でできるうがい用食塩水の作り方を教えてくれました。

(作り方)
準備するもの:食塩(あじ塩ではないもの)と水500mlとペットボトルのキャップ(食塩の計量用)

1.空のペットボトルに500mlの水道水を入れます。

2.ペットボトルのキャップすり切りいっぱいの食塩(約4.5g)をとり、ペットボトルの中の水とよく振って混ぜ合わせてください。

3.容器に塩がうまく入りづらいときは、小さな紙で漏斗を作り使用すると便利です。

消費期限は、1日ですので、毎日作り替えてください。
いっぱい使わない人は、半分の量で作ってみてください。

対策その3
唾液分泌促進作用のある漢方を使ってみる。

漢方薬のなかでは、麦門冬湯、白虎加人参湯、温経湯、八味地黄丸などがあげられます。

これらの漢方は、ドラッグストアで購入できます。

◆嚥下痛に対しての対策

対策その1
カロナール(通常の鎮痛剤)+医療用麻薬系鎮痛剤の併用で痛みを積極的に抑えて痛みによるストレス、食欲不振を予防する。
→医療用麻薬は、効きます。副作用に便秘がありますので、そのお薬も一緒に飲みます。

それでも効きづらいときは、食事する直前30分前にすぐ効く顆粒タイプの医療用麻薬系鎮痛剤をレスキューとして飲むと痛み少なく食事がとれます。

対策その2
食事の前に、キシロカイン(鎮痛剤、歯医者さんでよく使う麻酔の中身)入りのうがい薬を使い、さらに食事中の痛みを抑える。
→医療用麻薬系鎮痛剤に比べると、直にすぐ効きますが、効果は20分ほど、お口の中がしびれた感覚になるので食事は食べづらいかもしれません。

対策その3
上の2つは、お医者さんの「処方箋」が必要ですが、市販で購入できる中でのどの痛みにピンポイントで効かせやすく私的にオススメなのは、「チョコラBB口内炎リペアショット」です。

ドラッグストア、Amazonで購入できます。

オススメ理由は、アズノールのうがい薬とは違い、スプレータイプなのでピンポイントでのどの炎症部位に当てることができ、薬効成分がしばらく留まってくれるところです。

皆さんも、風邪気味でのどが痛いときに使ってみてください。

そうそう、唾液を出すためのそしてついでに美しくなるためのとっておきの

◆ベロ回し体操
コレは、私が訪問歯科先のお年寄りにお勧めしていた舌のリハビリです。

続けると唾液も出やすくなります。

唇の裏を舌の先端で左に右にぐるぐるなめるように回し動かしてみてください。
(右(左)回り20回ベロを回すのを1日3セット)

唾液を出すリハビリになるだけではなく2週間も続けますと、ファイスアップ効果、二重顎の改善になりアンチエイジング効果にもなります。

お風呂に入りながら、信号待ちの時間などのすきま時間にやってみてください。

美しい方はより美しく、そうでない方は、それなりに。

お後がよろしいようで。